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れいな

2022 / 女性 / 心理的虐待

道のりのタイトル


世界が広がった

家庭状況や脱出の背景


たった数年のことなので、毒親と言っていいか微妙なラインなのですが…小さい頃、母親に理不尽なことを言われたり、笑われたりしていました。
ただ、母がいい人になった後も、毒母だった頃の影響がずっと続いていました。大人になっても何も決められないし、「やっても怒られない」と確信していること以外はどんなに小さなこと(散歩とか)もできないし、母親の前では強い恐怖で一切自己主張ができない人間になってしまいました。
単位の関係で大学を中退するのがほぼ確実になったのですが、将来のことを決められませんでした。 母親がなんと言うかと思うと、恐怖に駆られて何も選べません。それに、就職に必要な「ビジネスマナー」は、「根拠は薄いし範囲は広いけど、知らないとバカにされるし従わないと低く見られる」ものというイメージがあり、昔の母親そのものに見えました。
親の目の届かないところに行けば、何かを選ぶのが怖くなくなるかもしれない。一旦悪い人間になったら、「親にとっていい人間でないと何をされるかわからない」という恐怖からも解放されるのではないか。
そう思って家出しました。

これから逃げ出す人へのメッセージ

怯えなくていい場所がきっとあります。家を出て、生まれて初めて「失敗してもいい」「自分の判断で動いても怒られない」という気持ちになりました。物理的に声が届かない場所に行くことはとても大事です。一人暮らしだけでも気持ちに余裕が生まれます。おすすめです。

逃げ出すまでの道のり

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一人暮らし

#大学生

#成人

#一人暮らし

#準備

初めて自由に生きれた

自分の好きなものを好きなときに食べていいというのは大きな経験でした。ちょっとしたこと(家でジュースを飲むとか)でもどう思われるかと恐怖を感じていたので、普段と違う行動ややりたいと思ったことを躊躇せずにできるのはとてもありがたかったです。

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バイト

#高校生

#大学生

#成人

#準備

住み込みバイトで安心して働けた

indeedで住み込みバイトを探し、ゲストハウスで働き始めました。フリーアコモデーションといって、お金がもらえない代わりに短時間労働・食費や部屋代が無料 という環境でした。ゲストハウスという場所のせいか、自由な感じの人が多く、自分を受け入れてもらえたことで安心して働けました。