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もも

2010, 女性, 心理的虐待

道のりのタイトル


物理的距離を置くことで訪れた心の平安

家庭状況や脱出の背景


両親ともに教師で,家でもまるで学校にいるように精神的に窮屈でした。小さい頃から、特に父は私のやることが全て気に入らなく、何かする度に、しつこく、父が思う様に改善するまで暴言を吐き続けました。お酒を飲んだ時は深夜3,4時まで説教が続きました。母は父の言うなりです。大反対の国際結婚でしたが、これを機に両親の目の届かない場所に引っ越しをしました。

これから逃げ出す人へのメッセージ

暴言などで心理的虐待を受けている人は,とにかく距離を置いた方が良いです。遠ざかれば関わる頻度も減り、自分の心にも平安が訪れます。

逃げ出すまでの道のり

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結婚

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外国人の彼とルームシェア

子供の頃からの父の暴言に苦しめられてきた私。そんな家庭環境で育ち、20歳半ばで出会った恋人は外国人でした。父に黙って交際を続け、30代前半で結婚が決まりました。父に報告したときも激怒し、反対の一点張りでした。何も悪くない彼にも「金目当てだ」「外国人が日本で仕事など見つけられるわけがない」「子供が生まれたらイジメにあうに決まっている」「態度が悪い」など、あらゆる暴言を浴びせました。これでは彼に申し訳ない、私自身の未来も潰される,この心理的虐待のループから抜け出したい,そう思いました。その時は実家暮らしだったので、引っ越しを決意しました。彼の方は友人とシェアルームに住んでいたので、彼もまたそこから出て,私と引っ越す決意をしてくれました。

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シェアハウス

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今すぐ住めるので便利

特に精神科医や法律相談窓口などには相談しませんでした。逃げ出した私と彼が今すぐ住める場所として,シェアハウスの存在は大変助かりました。敷金礼金なしで、住みたい2ヶ月だけ契約できたのは無駄なお金を使わずにすみ、良かったです。シェアハウスに住めるまでの1週間はネットカフェのお世話になりました。

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引っ越し準備

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弟に保証人になってもらい引越し

そして、シェアハウスに住んでいる間に、ずっと住める賃貸住宅を見て回りました。 結婚でも賃貸契約でも必要なのは保証人です。法的な事は、同じく心理的虐待を受けて育った弟が引き受けてくれました。弟も実家と距離を置きたく,一人暮らしをしていました。 また、心の支えになったのは、幼なじみで私の家庭環境を良く知っている親友2人です。