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八柳

2018, 女性, 身体的虐待・心理的虐待

道のりのタイトル


今でも忘れられないメンタルぼろぼろの日々

家庭状況や脱出の背景


私の父は母への嫉妬が深く、働く母を良く思っていませんでした。 父が仕事から帰るとお酒を飲み、テレビ番組や母の悪口を言ったり、私の言動が母と似ていると言いよく文句を言っていました。 歯向かうと決まって「俺を馬鹿にしているのか」と怒鳴り、訂正しようとしても大声で遮られ脅され、手を挙げられることもありました。 聞く耳を持たない父が怖く、毎日父の前では縮こまって怒らせないように様子を伺うことしかできませんでした。

これから逃げ出す人へのメッセージ

祖父母は自分の子(自分にとっての父や母)を庇うか、自分の子がどんな人か分かっているからこそ助けてくれる場合があります。 10代の場合は同い年の友人に頼るのは難しいので、成人している恋人か成人している従妹等、年上の身近に話を聞いてくれるような人を頼りましょう。 また、児童相談所等に繋がるには時間がかかるので、命の危機を感じたらできるだけ早く公的機関を使いましょう。

逃げ出すまでの道のり

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バイト

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風俗業を始める

両親が離婚してから数年、父方に引き取られて暴言暴力の日々で、できるだけ父と顔を合わせないように生活していました。ですがその行動が父の反感を買ってしまい、私の部屋に父が入ってきて怒鳴られて手を挙げられて、もう自分の家にも逃げ場がないのだと絶望しました。もう家を出ていこうと決めて、お金がすぐに手に入る風俗業を始めました。

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引っ越し準備

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保証人不要の物件を探す

風俗業をしていた頃、お店の壁紙に不動産屋さんのポスターが貼られているのを見つけました。引っ越し自体初めてなのもあり不安に思っていたので、そのポスターに書かれていた連絡先に連絡し、父に頼らずに保証人不要の物件を探す手がかりを見つけました。不動産屋さんはこちらの事情をあまり聞くことがなく、風俗業のことも理解している方だった為、話がスムーズに行って希望通りの物件を見つけることができました。

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一人暮らし

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父の出張中に友人に手伝ってもらい引っ越し

引っ越しの準備は父に見つからずに行うことが大変でした。ですので荷造りは最低限にし、荷物の運搬も知人に頼って乗用車に乗せられる量の荷物にしました。幸い父は出張でしばらく家を空けていた期間だった為、引っ越しは何とかできました。ずっと新居に到着するまで父に気づかれないかと緊張していて頭が真っ白でしたが、車を運転してくれた知人に「着いたよ」と言われた時は少しだけ気持ちが楽になりました。