
たまご
2021, 女性, 心理的虐待
道のりのタイトル
死にたかった高校時代、親との物理的距離をとれるまで
家庭状況や脱出の背景
うちは母子家庭でいわゆる貧乏、母は「あなたたちのため」と私たち兄弟の行動を極端に制限し、例えば、GPSアプリを強制的に入れられ常に監視されている状態。少しでも予定と違う行動をすると数分間で何十件も着信が入ります。今でもそれは変わりませんが私は高校時代必死で勉強し受かった大学がそこしかないからと何とか一人暮らしにたどり着きました。今は自由にお風呂も入れますし、質素ながら健康的なご飯も食べられます。
逃げ出すまでの道のり
学校の先生
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毒親なのかと思い相談してみる
母の言動がいわゆる普通の親とは違うのではないか、毒親なのではないかと思い始めたころ、高校の信頼できる先生に家庭環境、精神的苦痛、今後どうするかなど、いろいろ相談にのってもらいました。
スクールカウンセラー
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保健室の先生に紹介してもらう
高校時代は進学や家庭環境、悩むことが多すぎて、精神的にまいっていました。母に縛られた苦痛でしかない日常から逃げ出す未来が思い描けず、日に日に死にたいと思うことが多くなり、仲のいい保健室の先生にスクールカウンセラーを紹介してもらい相談していました。
自傷行為
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母に縛られたつらい毎日の繰り返しに耐えられなくなり、カフェイン錠の多量摂取をしたこともありました。ハイのような感じで楽なのは最初だけで時間がたてば気持ち悪く、動悸、嘔吐等に苦しめられます。飲みすぎれば死に至ることもあります。今では生きていて本当に良かったと実感しています。
離れた大学に進学
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離れるために必死で勉強する
高校三年になってから、親から直接的な監視を受けなくていいように、暴言を浴びなくていいように、物理的距離をとろうと決め、必死で勉強して一人暮らしするしかない距離にいある大学に進学しました。もちろん進学先を決める際には母から理不尽に何度も怒鳴られ、けなされ、あきらめそうになったこともありましたが、相談にのってくれた先生のサポートもあり、達成することができました。学部は抵抗しきれず母の望むものになりましたが、それでも母から離れることができたことは精神面でとてもよかったです。