まけたろう
2002, 男性, 身体的虐待・心理的虐待
道のりのタイトル
親の暴力から逃げるのは恥ずかしくない! あなたを守るのはあなたです。
家庭状況や脱出の背景
自分の両親からの暴力。暴力だけでなく、言葉による暴力も受けた。 兄弟で比較され、お前は生きてる意味がない、出ていけ、恥晒しと毎日のように言われ続けました。 朝で頭部を踏みつけられたり、押さえつけられ、両腕に無気力人間と油性のマジックで描かれました。次の日に学校があったので、水で流しながら必死で消しました。完全に消えることはなく、腕は赤く腫れてしまいましたが、その状態で学校へは行きました。 中学生のころには、言葉の暴力や普通の暴力だけでなく、包丁を向けられたこともあります。流石に自分の親ながら、我が子に刃物を向ける親は最低だと思い真剣に父親と殴り合いをしました。後々親たちに抑えられ、私は静止されました。私自身、生きてる意味がない、私はこの家の子供ではないと感じ、自殺未遂をしたこともあります。
逃げ出すまでの道のり
家出
#全て
#避難
結局は家に帰ることに
小さいころから。記憶があるのは幼稚園くらいの時。兄弟喧嘩をしても怒られるのは私だけでした。弟同士が喧嘩をしていても、なぜか私のせいだと親に暴力を振るわれる日々がつづきました。小学生になっても、中学生になっても暴力はつづき、治るどころか、どんどんエスカレートしていきました。何度か家出をしましたが、結局は家に帰ることになりました。
就職活動
#高校生
#大学生
#一人暮らし
#準備
大学受験に失敗し就職することに
高校進学の時、全寮制の高校への進学を検討しましたが、その高校は宗教が絡んでいたので断念し、自宅から通える高校への進学を決めました。 自宅を出るために関東の大学を希望しましたが、大学受験に失敗し、自宅に残ることになりました。自宅からは大学へ進学せず、就職することをきめました。
情報収集
#全て
#準備
自治体やボランティアなどがあることすら知らなかった
当時は自治体やボランティアなどがあることすら知りませんでした。 学校で友達に言うこともできず、親戚に相談することができず、一人で悩んでいました。 今のようにさまざまなサポートがあるよとCMなどを通じて発信されていたら、私の過去も違っていたのかな?とは思います。 当時はよかな事をして親を怒らせたら、何をされるか分からない恐怖をすごく感じていたので、さまざまなサポートがあっても、助けて欲しいと声を上げることが出来たかは分かりません。黙っていても暴力を振るわれていたので、外部にバレるようなことがあれば、私自身の命も無いんだろうな。こんな日々が続くのであれば、自殺するのも選択肢だとは思っていました。