ぴぴりょう
2019, 男性, 心理的虐待
道のりのタイトル
親友の言葉は重い
家庭状況や脱出の背景
基本的には、自分の母はスペックが非常に高く、なにをするにしても少し努力をすれば達成できてしまうような方でした。そのため、自分が何かに対してほかの子供に比べて劣っていたり、結果を出せないとそれをあたかもおかしいことのような言動をされていました。父は優しい人だったので、経済的にも少し負担していただき、大学進学時に一人暮らしを始めることで脱出しました。
逃げ出すまでの道のり
学校の先生
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先生には味方になって欲しかった
率直に自分の現状、努力が認められない現実が精神的にきつくなり、学校の先生に相談しました。その当時私は部活でも学業でも比較的できる部類だったと思います。そのため、先生からは文武両道できていて理想的な生徒だみたいに言われることもありました。しかし、家庭での評価はそれとはまったくの反対。それよりもかかっているお金、費やしている労力の方が重いとの言葉、それがきついという話をしました。しかし、先生はあまり自分に同情という形ではありませんでした。お金の重さ、仕事の大変さ、今になり少しわかりはしますが、その当時の自分が求めていたのは現実ではなく味方だったので少しきつかったです。
友達
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「一緒の大学進んではっちゃけようぜ」
結局、友達でも相談員でも他人であるという事実に変わりはありません。しかし、自分のためにこれまでデメリットとなることでも積極的に行動してきてくれた友達の言葉は時に自分が考えている方法より、論理的、かつ優しい方法を提示してくれます。友人の「色々思うこともあるだろうし、お前は優しいから周りのことも考えちゃうよな、でも俺はお前がしんどいのが一番嫌なんだよ、だから一緒の大学進んではっちゃけようぜ」という言葉には心から助けられました。 相談対象はたくさんあると思いますが、個人的にはプロの方よりも心から信頼を置いてる人にするのがいいんじゃないかなと思います。
友達
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#悩み
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「良かったらシェアハウスしようや!」
大学受験の後の話です。私たちは最終的には別々の大学に進学することになりました。友人が志望校に落ちてしまったので、精神的にきつかった立場だと思います。私もこのあと一人暮らしするにしてもお金を父に依存しすぎるのもなと思い、受験とは別の悩みが生じていました。しかし、そこでその友人がかてくれた言葉は、しんどいといった愚痴ではなく「良かったらシェアハウスしようや!」という言葉でした。その当時びっくりしすぎて数秒とまった記憶があります。話を聞くと、前話してくれた後からずっとこうしたらいいやんと思っていたとのことでした。自分だけではできない選択肢を友人は切り開いてくれました。今でも大親友ですが、その当時の行動には感謝しかありません。