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かなこ

2006, 女性, 心理的虐待

道のりのタイトル


逃げても続いた後遺症…それでも復活できる!

家庭状況や脱出の背景


私の父は物心ついた頃から絵に描いたようなモラハラ人間でした。 いつもお金のことを言われてきていましたし、私という人格を全面的に否定するような人で、子供ながらに愛されていない・奴隷みたいと感じで育ってきたのです。大人になったら絶対に一人暮らしをして親から離れると決めていたのですが、ある日親と大喧嘩をした時のこと。家出同然で家を飛び出して脱出しました。

これから逃げ出す人へのメッセージ

あなたを苦しめるような人は、いくら親であろうと、離れる方が良いと思います。もしかしたら、親不孝とか薄情とか考えてしまうかもしれませんが、一度の人生、親に苦しめられながら生きていくよりも、自立して離れてしまった方がきっと幸せになれますよ!

逃げ出すまでの道のり

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一人暮らし

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一人暮らししても親の呪縛から抜け出せない

幼少期からモラハラに苦しんでいました。ことあるごとに、誰のお金で生きれてると思っているんだ!と、自我を押し殺されてきていましたし、褒めて欲しい時にもまったく褒めてもらえる事がなく、嬉しかった記憶はほぼありません。 家を出たのが20代前半でしたが、家モラハラの呪縛が続き、社会にうまくフィットできなくなってしまっていました。 歳を重ねて離れている期間が長くなっても、ずっとこれまで親に言われた言葉が抜けず、とても苦しい生き方しかできない状況に陥ってしまっていました。 心のバランスが崩れてきているのは歳とともに感じていたのですが、どうしても子供の頃に満たされていなかった自己肯定感がネックで、とうとう仕事でも困難が。外に出たくないほどの苦しみに至りました。

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心療内科

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服薬とカウンセリングをはじめる

心のバランスがおかしくなっているという自覚があり、自分としても薄々、幼い頃からの親との関係で、生き方がおかしい・うまく生きられないようになっているという自覚がありました。 仕事の激務や人間関係から、「心が機能しないようになってしまった」「今の自分なにかおかしい…」と感じ始めた頃にはもう、あらゆるやる気や活力を失ってしまっていたんです。 もう、このままいたらまずい…そう思い、藁をもすがる気持ちで心療内科に駆けこみました。 医師に、これまでのことを話してみてくださいと言われた時、涙が溢れ出すほど心が末期な状況になっていた私。医師から、薬の服薬をしながら、カウンセリングを受けてみましょうということになったのです。

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心療内科

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ネガティブに考える習慣がなくなっていった

月一回の頻度でカウンセリングを受けました。 最初はよくわからないまま指定の日に行って話すという感じでした。なにしに行ってるのかよくわらないと思うくらい、最初のうちはカウンセラーさんと談笑しているだけのような感覚でしたが、 カウンセリングで話す内容はいつも、世間話や、前回のカウンセリングから今日のカウンセリングまでにあったことや、心の変化について話すだけでした。 しかし、私がよくない発言をした時にはすかさず、カウンセラーさんが、考え方の軌道修正をしてくれている印象で、そういったやりとりをしている中で、ネガティブに考える習慣が、なくなっていったように感じます。 これまで自己肯定感や自尊心というものを親から学ばせてもらっていなかった私ですが、カウンセリングを通じて、自分を好きになれるよう、心のメンテナンスをしてもらったような気がします。